17 November 2022

G20バリ首脳宣言

外務省のサイトに、G20バリ・サミットの概要。首脳宣言へのリンクは、下記のとおり。

G20バリ首脳宣言(日本語仮訳(PDF) 別ウィンドウで開く英文(PDF) 別ウィンドウで開く

税制に関する部分はパラ31である。仮訳からコピペしておこう。下線は増井による。

31. 我々はOECD/G20の2本の柱の国際課税パッケージの迅速な実施に対してコミットしている。我々は、第1の柱の進捗を歓迎する。また、我々は、共通アプローチとしてのグローバルなレベルでの一貫性のある実施への道筋をつける、第2の柱のグローバルな税源浸食対抗(GloBE)モデル法制の進捗を歓迎し、GloBE 実施枠組の完成を期待する。我々は、OECD/G20「BEPS包摂的枠組 」に対して、残された課題を含む、2023年前半における多国間条約の署名等による第1の柱の最終化、及び、第2の柱の租税条約上の最低課税ルール(STTR)の実施のための多国間協定の策定を可能とするためのSTTRの交渉の完了を求める。我々は、2022年7月の「税と開発に関するG20閣僚級シンポジウム」に照らし、税と開発アジェンダの強化に取り組み、我々は、「途上国と国際租税に係るG20/OECDロードマップ」に留意する。我々は、地域での取組を含む国際的に合意された税の透明性基準の実施における進捗を支持し、2022年 7月のアジア・イニシアティブ・バリ宣言への署名を歓迎する。また、我々は、我々が両方とも自動的情報交換のための国際基準に不可欠な追加 要素として認識している、暗号資産等報告枠組 と共通報告基準の改訂を歓迎する。我々は、OECDに対して、タイムラインの見込みを含む、実施パッケージに関する作業を完了することを求め、税の透明性と情報交換に関するグローバル・フォーラムに対して、そのコミットメントやモニタリング・プロセスに基づき、関係する法域による両方のパッケージの広範な実施を確保することを勧める。

11 November 2022

租税史料室の特別展示「近代の都市と税」

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため臨時休館していた税務大学校の租税史料室が、10 月5日から再開していた。

本年度の特別展示は「近代の都市と税」をテーマにして、明治・大正・昭和の各時代の税を都市の視点から紹介するもの。以下に、概要へのリンクをコピペしておこう。

はじめに

  1. 1 近代都市の形成と税
  2. 2 都市の発展と税
  3. 3 都市の拡大と税

04 November 2022

第3回租税法学会賞の応募締切は11月末

 応募締め切りが10月末から11月末に延期されていた

租税法学会賞

若手研究者による租税法学の発展に寄与しうる研究を奨励することを目的として、租税法学会賞を創設しました。

第3回租税法学会賞の応募作品の募集を開始しました。奮ってご応募下さい。(2022/11/30〆切)

第3回(2023年度)租税法学会賞・募集要綱

第3回(2023年度)租税法学会賞・応募用紙