28 June 2024

フィナンシャル・レビュー<特集>21世紀における課税と納税―税務執行を巡る国際的議論を踏まえて―

フィナンシャル・レビュー156号<特集>21世紀における課税と納税―税務執行を巡る国際的議論を踏まえて―が公表されていた。目次をコピペしておこう。

<特集>21世紀における課税と納税―税務執行を巡る国際的議論を踏まえて―

 

 序文:21世紀における課税と納税
―税務執行を巡る国際的議論を踏まえて―(PDF:596KB)
 

  1. ローマ数字1.本特集に至る経緯
  1. ローマ数字2.本特集の概要
  1. ローマ数字3.今後の展望

増井 良啓

(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

 租税手続法の規範的意義
―合法性原則の再構成―

本文(PDF:859KB) 

  1. ローマ数字1.はじめに――本稿の目的
  2. ローマ数字2.租税手続法の規範的意義
  3. ローマ数字3.合法性原則の原意
  4. ローマ数字4.合法性原則の手続法上の意義
  5. ローマ数字5.おわりに――納税義務に関する和解・協定の許容性

巽 智彦

(東京大学大学院法学政治学研究科准教授)

 私的主体が発行する「貨幣」の規制に関する覚書
―ステーブルコインに関する規制を中心に

本文(PDF:978KB) 

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.BOE報告書の概要
    3. ローマ数字3.BOE報告書の規制モデルの検討
    4. ローマ数字4.おわりに

行岡 睦彦

(神戸大学大学院法学研究科教授)

 EUのDAC 8
―暗号資産取引を対象とする税務当局間の自動的情報交換―

本文(PDF:988KB) 

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.DACの改正経緯
    3. ローマ数字3.DAC 8
    4. ローマ数字4.EUのMiCA
    5. ローマ数字5.OECDのCARF
    6. ローマ数字6.DAC 8によるその他の改正(暗号資産関係以外)
    7. ローマ数字7.DAC 8提案の評価等

大野 雅人

(明治大学グローバル・ビジネス研究科教授)

 EUにおける付加価値税の課税権配分についての覚書
―第六次指令時代の欧州司法裁判所の諸判例からみる研究課題―

本文(PDF:937KB) 

    1. ローマ数字1.プロローグ
    2. ローマ数字2.VATの拡大の系譜
    3. ローマ数字3.理念型としての仕向地課税
    4. ローマ数字4.EU-VATのplace of supplyルールの構造とその具体化
    5. ローマ数字5.結語

藤原 健太郎

(東北大学大学院法学研究科准教授)

 BEPS 2.0の紛争解決
―グローバルな課税の枠組みにおける実効的な紛争予防 / 解決の必要性―

本文(PDF:949KB) 

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.2つの柱による解決策における税の安定性への取組み
    3. ローマ数字3.既存の国際的な紛争予防 / 紛争解決の枠組み
    4. ローマ数字4.結語

中村 真由子

(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業パートナー弁護士)

 マネー・ロンダリング対策と税務の交錯
―迷走する議論の整理と将来的課題―

本文(PDF:1809KB) 

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.マネロン罪の概説
    3. ローマ数字3.リスクの分析・評価(準備段階)
    4. ローマ数字4.情報の共有(実働段階)
    5. ローマ数字5.犯罪収益の剥奪(事後段階)
    6. ローマ数字6.むすび(結語・おわりに)

野田 恒平

(内閣法制局参事官)

 納税協力と納税非協力
―税務長官会議の報告書を中心として

本文(PDF:1175KB) 

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.報告書の通覧
    3. ローマ数字3.納税協力を確保するための戦略

増井 良啓

(東京大学大学院法学政治学研究科教授)