日本政府の複数の会議体で検討しているので、リンクを張っておく。
- 内閣官房 気候変動対策推進のための有識者会議
- 中央環境審議会地球環境部会 カーボンプライシングの活用に関する小委員会 なお、2019年8月議論の中間的な整理 2018年3月検討会取りまとめ
- 経産省 世界全体でのカーボンニュートラル実現のための経済的手法等のあり方に関する研究会 グリーン成長戦略 3E+S
ちなみに、6月18日に閣議決定された骨太の方針2021には、「第2章(3)成長に資するカーボンプライシングの活用」として、次の記述がある(下線は引用者による)。
市場メカニズムを用いる経済的手法(カーボンプライシング等)は、産業の競争力強化やイノベーション、投資促進につながるよう、成長戦略に資するものについて、躊躇なく取り組む。クレジット取引については、企業ニーズの高まりを踏まえ、非化石証書やJクレジットに係る既存制度を見直し、自主的かつ市場ベースでのカーボンプライシングを促進する。その上で、炭素税や排出量取引については、負担の在り方にも考慮しつつ、プライシングと財源効果両面で投資の促進につながり、成長に資する制度設計ができるかどうか、専門的・技術的な議論を進める。国境調整措置については、我が国の基本的考えを整理した上で、戦略的に対応する。
No comments:
Post a Comment
Comments may be moderated for posts older than 7 days.