04 July 2015

減る貯蓄、横ばいの消費

第13回税制調査会(2015年7月2日)資料一覧の中に、 「経済社会の構造変化~経済循環の変化~」というマクロのデータが示されていた。以下そのスライドの頁でみていくと・・・
  • 10頁 マクロでみた賃金・俸給が、1990年代をピークに減少傾向
  • 11頁 賃金等の総額が減る中で、社会給付が家計の可処分所得を下支え
  • 12頁 1990年代後半以降、可処分所得は低下傾向、貯蓄低下によって消費は横ばい
  • 13頁 1994年から2013年の間に、全体として貯蓄は34兆円減少
とのことである。人口が高齢化すると、ライフサイクルの中で貯蓄を取り崩して消費にあてるところが、マクロの数字でも大きく出てくる、ということか。