以前のブログで,訳語の問題のみならず,租税の不確実性が投資に与える影響について,基本的な問題があることを書いた。「ぼくなりに問いを咀嚼してみる」などと書いてしまったが,これこそ,「思いて学ばざれば則ちあやうし」というやつだった。
OECD/IMF報告書の付録Aで,不確実性の投資に対する影響が理論的には一義的ではないということの論拠になっている既存研究が紹介されており,一定の厳格な仮定を置くと,いくつかのシナリオが描けることがわかる。もうすこし詳しくは,このペーパーもあった。もちろん,実証的には悪影響を与えることを示唆している,というのがOECD/IMF報告書のいいたいことである。
その後,研究会でこのOECD/IMF報告書を書評する機会があり,その成果を租税研究の9月号に掲載していただいた。
OECD/IMF報告書の付録Aで,不確実性の投資に対する影響が理論的には一義的ではないということの論拠になっている既存研究が紹介されており,一定の厳格な仮定を置くと,いくつかのシナリオが描けることがわかる。もうすこし詳しくは,このペーパーもあった。もちろん,実証的には悪影響を与えることを示唆している,というのがOECD/IMF報告書のいいたいことである。
その後,研究会でこのOECD/IMF報告書を書評する機会があり,その成果を租税研究の9月号に掲載していただいた。
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